前回の記事では高山病で死にかけてましたが無事に頂上に行ったという記事でした
※参考記事
エベレストベースキャンプ登頂日誌!高山病の中ついに頂上へ!? 世界1周旅行記特別版part5
今回は
エベレスト下山時のエピソード
についてまとめていきます!
簡単に今回のエベレストBC登頂のスケジュールを振り返る
今回はこういう日程で登ることになり
簡単に説明すると
こんな感じです
では振り返っていきます!
9日目の朝高山病はいまだに治っておらず、、、それでも?
この日も何も口にできず
飲んだのはこれだけ
オーストラリア人のカップルさんまじで感謝
とベテランガイドに言われたので
とクソガイドに伝え
下って行きます
この日も絶景。
ほんと天気に恵まれました
見慣れた景色もちらほら
こう言った看板をみて
ふと後ろを振り返った瞬間
ベースキャンプの地点が遥か遠くに見えます
改めてエベレストBCの場所を再確認し震えました
下って行きます
出発して3,4時間で高度は4400m付近まで降下
すると不思議なことにあんだけハンマーで叩かれたかのような痛みが続いていた頭痛が軽減され
次第に元気を取り戻しお腹もすいていました
寒気は相変わらず続いてましたが
体感で熱も40度くらいあったのが38度くらいまで落ちていた気がします
ところどころ現れるポケモンとかで出てきそうな不思議な光景
過去の人が何かしらのメッセージを残したのでしょうね
川の水は凍っていました
久々に家畜とも再会
この地域に住んでいる動物は食べたら美味しいんでしょうね
日本みたいに狭いゲージに閉じ込められ無理矢理餌を食わされ丸々に太らされて一生を終える牛さんと
こんな広大な土地でのびのび暮らしている牛さん
登山中は本当に色んなことを考えます
お昼の休憩所にできていた氷柱
写真じゃ伝わりませんがこんな長いの見たことありません
久々のご飯はもちろんカレー笑
胃が荒れるか心配でしたが杞憂に終わりました
見慣れた看板
ここまで戻ると高山病の症状は8割方軽減されてました
雪も減ってきてかけてなかった汗も出てきて快適です
夕飯はカレーに飽きてのでこれに
ちなみにご飯は何を選んでも大丈夫です
なのでメニューにある高そうなものを毎回選んでました笑
寝る時は毎回こんな感じ
着ていた青いのはそのままで赤いのを脱いでこの寝袋の中で寝ます
だいたい毛布は1枚しかないので寒さに耐えれない人には地獄のようなベットです笑
僕も寒さに弱いのでこのスタイルは高度が高いとこでは身体に堪えました🤣
10日目の朝には身体も完全に回復していた!夜には深い話
久々の朝ごはんです
基本的にダルバードを腹はち切れるほど食べていたのでこれくらいじゃ足りない、、、笑
奇跡的な1枚
若干痩せました
1日に多い時では8km以上歩いていたので
その分満腹に食べていたのですが
高山病でリバースしまくった影響もあり痩せておりました(下山後は4kg痩せてました)
富士山より低いとこにきました
この頃には頭痛は完全に消えていました
天気もいいしこの高さくらいまでなら誰でも歩いて気持ちいいと思います
夕飯は山盛りのダルバードです
夜のエベレストはやっぱ絶景ですなー
キリがかかっていたのが少し残念でした、、、
夜はこんな感じでみんなで暖を取りおのおの好きなことをしてました
この時も他の人としゃべっていたのにガイドがカットインして邪魔しては会話を止めるという行為を受けイライラしてました笑
皆さんは夢を語れますか?
個人的に僕は明確な夢があってそれにそった行動を今もしているのですが
驚いていたのがフィリピンの女性(40代)と高山病を助けてくれたオーストラリアのカップルの女性(24歳)そして僕(アラサー)が最後まで残っていたので
その際に色んな話をしたわけです
仕事の話や国の話など盛り上がりましたね
そんな中24歳の子が自分の夢を堂々と語り出しました
彼女は製薬会社に勤めていて、1ヶ月の休暇をもらえたので今回ネパールに来たとのこと
彼女が恥ずかしそうにも自信満々で言ったのを見て
それを聞いた瞬間に鳥肌とウルっとしてしまいました
今の24歳の若い子達が果たして自分の夢を語れるでしょうか?
海外各国では人の前で発表する授業を小学生の頃からよくしており
TEDとかの動画では海外の人は原稿なども見ずに自信を持ってプレゼンしています
日本人は自分のことを伝えるのが苦手な人も多いので
教育現場で取り入れた方がいいと思います
11日目はとうとう空港の麓まで戻ることに!
11日目の朝
チベタンブレッドに目玉焼きを乗せたもの
ナムチェバザールともお別れです
気候もいいですし程よい高さの街でした
4000m越えたら基本的にWi-Fiは入らないのですが
ナムチェバザールはぎりぎりTwitter更新できるくらいは入っていたので
観光できた方がフラッとエベレスト行くのもオススメの街ですね
結局毎日快晴でした
本当に運がいい。。。
一気に下ってきました(2800m地点)
この人たちのおかげもあって5000m地点でも食料や水があり
暖かい食べ物が食べれて生き残ることができました
両親のありがたい躾のおかげで毎回
を口にしていましたが
今回の登頂をきっかけにより強くいうようになりました
この子達もお尻しばかれながら登っていってましたね
感謝感謝
綺麗な顔たちですなぁ
山生活11日目ともなると口の周りがずっとヒリヒリしていました
多分乾燥のせいかと思います
お昼に羊の肉を使ったステーキのようなものを注文したのですが
お昼ご飯でも一悶着
クソガイドがいつも
って聞きに来るのですが
とか言うんです
なので
と言っても
とかいうので
と突き返しての
これでしたのですごい美味かった笑
ガイドは結局何食べたんだろう、、、笑
そして下ります
そしてルクラに戻ってきました!
もう次の日に世界一危険な空港からプロペラ機に乗って帰るだけです!
その日はビールでも飲みたい気分でしたが
高山病の再発懸念と割高すぎて断念笑
エベレスト最後も羊肉にしました笑
もちろんガイドは何を食べたか知りません。笑笑
山登っている際にずっと着ていたYONEXのウインドブレーカーは泥だらけ汗だらけになって捨てました
新卒で部活を見ていた際にユニフォームをまとめて注文してその際に無料でいただいたもので
お世話になっている人がくれたものだったので大切に着ていましたがここでお別れです
旅すると断捨離が得意になりますが年季が入っているものはやはり抵抗があり悩みますね。。。
夜はフィリピン人のハリーさんとお会いしたのでまたお話し
彼女は世界中を旅しているそうな
そして山での最後の夜を過ごしました
電波も娯楽もない4000m以上の山で約5日過ごしたことはすごいためになりました
この日の夜ふと非日常の生活を振り返り
そしてこの考えは今も僕の生き方に影響を及んでいるのですが
iPhoneを見ない暮らしを1日しただけでもすごい頭の中がクリアになり
神経系のデトックスができたことを今でも覚えています
現代では便利を追い求めすぎてそのために働き反動で消費を繰り返していますが
それで心を病み元に戻れない人をたくさん見てきました
それの原因は間違いなく今も使っていますがデジタル機器の使いすぎなんだなぁと感じましたし
便利は心の貧困と人間の本来の能力を失うんだなぁとつくづく感じそれを今回の登頂で実感しました
なので1人暮らし時代は家電を全て断捨離して自炊生活していましたし
車中泊暮らしも5ヶ月経験しました(この2件に関してはまた書きます)
手間をかけることによって心が満たされ必然的にQOLも上がったし
気づいたら虜になっていました
エベレストよ多くの気づき・感動・試練をありがとう
頂上まで行けたらそれはそれで幸せなんだろうけど
ベースキャンプいっただけでも身体はボロボロになったので
次回は違う山を挑戦したいと思っています!
今回はここまで!
次回は下山後もバトル勃発!ツアー会社に殴り込みでとんでもないことに!
をお届けします!
いやーネパール自体はとても好きな国でまた来たいと思っていますが
今回の特にガイドにはちょっと不満しかないですね。笑
他のガイド見ていたら、、、笑
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