Yukiです!
バドミントンのルールが変更されることがBWFから公式アナウンスがありました。

いやーまじでクソッタレですね個人的には笑
試合時間は短縮されちゃうしどMな私にとっては非常によくありません!!!笑
今回の件に関しての詳細と今後の展望、さらに最後にはバドミントンの狭い業界の闇も少し解説していきます!!
バドミントンのルール変更は僕が始めてから2回目。歴史と背景について
僕がバドミントン始めたのが22年前で高校1年の時(2006年)15点のサービスポイント制(女子シングルは11点)から21点のラリーポイント制に変わりそして今回15点のラリーポイント制への変更がありました。
2002年に一度7ポイントの5セットマッチが施行されましたが、選手から反対意見が多く前のルールに戻った歴史もあります。
ルール変更の背景には
選手の負担軽減や試合時間の短縮
近年のバドミントンは選手にとってとても負担が増しているようにも見えています。
まぁ昔は軍隊のようなトレーニングを毎日強制的に課していたので。。。笑
全ての国際大会で最高のパフォーマンスが期待されていますが近年は棄権やエントリーを控える選手が続出しているのも背景にあるでしょう。
シニア層や初心者が入りやすいよう
バドミントンの競技人口はそれほど多くありません。
外で風が吹く中でもできる手軽さも、本格的に道具を揃えて行う選手もいます。
個人的に道具を揃えたのはいいが、なかなか続かなかったり、辞退する人も多いと思っていてその理由の1つがバドミントンがしんどいという意見です。
それを軽減し競技人口増加を見込めるのでは?という希望的観測がでています。
シャトルの消費を抑える
近年値上がりが止まらないシャトルの使用をシンプルに抑えれる思案になっています。
男子シングルスが1番消費数が多いのですが、1ラリーで変えたりすることもあるので(単純に選手がしんどいから時間稼ぎで)得点機会が6回減るわけなのでシンプルに消費を抑えることに繋がります。
お!いいじゃん!って思うかもしてませんが長年業界に携わっている身からすれば少し不安もあります。
バドミントンのルール変更に際して思うことや危機感
僕の意見ですが
スピード化やパワー化が顕著になりバドミントンの魅力が軽減するのでは?(今のテニスみたいに)
バドミントンの醍醐味の1つは番狂せです。昔は色んな型が存在しました。
スマッシュを打たずに永遠にラリーをする(僕がそのタイプでした笑)、相手のスマッシュを永遠にロングレシーブ、かと思えばスマッシュ&ネットを永遠に行うタイプ、ネットより上のショットは全て強打など。。。笑
バドミントンだからこそ生まれるたくさんの型がありました。他のスポーツではなかなかみられないことです。近年ではスピードやパワーがある人が勝つルール(野球やテニス、バレーなど)への変更と道具の変化が著しいですよね。
若い勢いのある人がそのまま勝つ展開が増えそうです
この間世界ランク400位のベルギーの選手とシングルする機会があったので戦いましたが、スピードとパワーで圧倒されなすすべなくやられました笑
実力的にも及ばなかったですがこの時15点マッチだったんですよね。一瞬でした。
これがスタンダードになると、、、って考えたら練習メニューもスピードを増やすトレーニングが増えそうです。
バドミントンはシャトルを打ち返すシンプルなスポーツですが、1点を取るためたくさんの戦術やスキルが存在しそれを極めていき高いレベルでやり合うことが醍醐味の1つ。
今や主流となったスマッシュやドライブ中心のゲーム展開の中、自慢のフィジカルと反復練習の積み重ねでコートの端から端まで動かして翻弄し勝ちを手に入れる選手や、相手のスマッシュをひたすらレシーブして相手をヘロヘロにさせて勝つ選手など個性的な選手は減ってしまいました。(奈良岡くんや
のグエン選手はこんな感じのスタイルを継続してるけど)
それもスポーツの良さの1つです。
身体も精神的にもしんどすぎるレベルの中でもシャトルを追いかけ回して相手とやり合う達成感や、その後に生まれる絆やドラマ。
(バドミントンって最高よね。)保健体育の先生だったこともあるし、色んなスポーツを高いレベルになるまで練習したからこそ分かりますが本当にバドミントンは唯一無二の魅力がありますし素晴らしいスポーツです。
しんどさは軽減されるかもしれませんが、ボクサーが戦った後のような余韻がたまらないのもバドミントンの醍醐味の1つです。そのドラマの数が減るのではないでしょうか?
選手の負担軽減を謳いながらトナメの数は増えるのでは?
今のBWFツアーを見ると毎週どこかでグレードは違えどどこかで毎週大会が行われています。
僕もつい先週マルタインターナショナル(グレードなし、賞金なし)のトナメに審判として参加してきました。(選手で出たかったけど日本ランクがないから出れなかった笑)
(いい経験になりました。)将来のホープから記念受験的な感じで出てきてた選手も多数いました。運が良ければ1回戦勝てそう。。。って内心思いながら。笑
それはさておきそういった小さいトーナメントから全英オープンのようなグレードの大会まであるわけでそれが毎週どこかで行われていると言うことは、選手への負担がかなりでかいわけですよね。
僕はルール変更じゃなくてこのBWFのスーパーシリーズの日程変更や縮小、シーズンを限定する、せっかくやるならもっとイベント化して開催地を大きく巻き込んで興行的に大きくするなどした方がいいんちゃう?って思うんですよね。
確かにまだバドミントンはマイナースポーツの括りですし、優勝しても他のスポーツみたいにそれだけで食べていけるような金額にはなりません。日本のように実力者は勝手に日バの強化指定選手になって遠征費が全額与えられ、高校大学生は学校から、社会人は所属してる実業団から金銭的な援助を受けれたらいいのですが、他の国はそうはいきません。
ヨーロッパのほとんどの選手は自分でスポンサーを募り、自費で遠征費を稼ぎ、僕が審判に行ったああいうグレードの大会から地道にポイントを稼いでいって、勝ったり負けたりしてグレードの高い大会に出場し、優勝して名前が知れ渡り、スポンサーが勝手に集まるようになったり、補助をもらえるようになってバドミントンの大会のことだけを考えていれば生活が成り立つ、、、ってなればいいのですが
そのレベルに達しないまま99%以上の選手は散っていくのです。
マルタの大会ではポーランドの選手がたくさん見受けられました。普通にうまかったですし、世界ランクにもこのまま入っていくんだろうなーという印象でしたが彼らは自費参加していましたし、自分で会社やっているオーナーや(Prothery?Prathery power poland のシャツがお気に入りになりました笑)チームを作ってやっていましたね。
とあるインドの大会では大気汚染やアリーナの環境が国際大会レベルとはほど遠く、棄権や試合の中断が続出しました。
いくらグレードや賞金が出ようと
このトナメ必要?って思ってしまいました。
バドミントンはプロ化が進んでいない数少ないスポーツの1つです。背景が色々ありますが今回のルール変更でプロ化が進み、スポンサーがもっと集まり活気づけばいいですがそういうことは起きなさそうですね。
現地に行って体調崩して今後の大会にも影響が出ているケースもあります。そこまでして開催すべきでしょうかね?選手ファーストを謳うならもっといいやり方あるでしょうにお金に目が眩みすぎていないかなぁと思いました。
スポーツにはお金が付き物。目を瞑らないといけない要素もあるが、、、
スポーツは確かに観戦する人がお金を払って成り立つ部分もあるのでもっとメジャーになっていけば競技人口が増えバドミントンの魅力をたくさんの人に伝えられる可能性も出てきます。
特にバドミントンの道具全般、シャトルは水鳥の天然物を使いますし、ストリングには豚の腸が一部使われ、ラケットもどんどん軽くするために特殊な素材が扱われ、ラケットのグリップには木を使います(VICTORはプラスチック)。そういう側面を考えるとバドミントンは贅沢なスポーツだなぁとも感じますし、またまたルール変更が起きるかもしれませんね。
人工シャトルや環境に負担の少ないものが増えてっていってるのといいことですが、近い将来「昔は水鳥の羽を使ってたんだよバドミントン!」って子供に言ってるかもしれませんね笑
ただ今回のルール変更のBWFのポストをみましたが賛成意見がまるでなくて、誰が賛成票を入れたのか公表して欲しいくらいです。
テニスやクリケットのようにたまーに1つの試合が5時間、6時間とかになっても最後までテレビで放映できたり、施設使用の日数が限界を超えて延長料金を払わないといけなくなっても余裕で払えるようになったり、観戦チケットが1席10万円以上、VIPなら数百万しても完売するくらいの影響力があれば
今回ルール変更はしなくてもよかっただろうし、なんなら昔のルールに戻って1−2時間ラリーする消耗戦が見れても面白いなと思いました笑
多くのスポーツでまだまだ課題がたくさん。今後も余暇活動してスポーツを通じて心身を健康に育てていくには?
色んなスポーツたくさんの課題がまだまだあります。
そもそもスポーツをできているというだけで大変幸せなことであります。忙しくて出来ない人が大半ですし、金銭的に始められない現状もあります。
ですが今後AIが普及されたら人の労働時間は圧倒的に減り余暇にスポーツを楽しむことも増えます。
その際はバドミントンをぜひ楽しんで欲しいですね。
色んな国を渡り歩きながらバドミントンを500人以上の生徒さんに教えてきましたがバドミントンはマイナーだとも思いませんし、これからもっとメジャーになっていけると思っています。
これほどエキサイティングで老若男女が1つのコートで楽しめるスポーツってないんですよあまり。
今はマルタ
でバドミントンの活動に携わりながらコーチングやストリンギングで選手の活動を支えながら自分自身も思い切り楽しんでいます。
色んな国籍の人と打てるので日々国際大会出てるような感覚です笑
競技の魅力を伝えていきみんなに参加してもらうことから始めていきたいと考えています。それが指導者の役割の1つでもありますし、シンプルに生きがいになっています。
一般の方には余暇活動として浸透して欲しい反面、一部スポーツを使って色んなやり方でずるくお金を利用したり、稼ぐ人もいるのが現状です。
バドミントン界でいうなら、日本バドミントン協会のお金を着服してそのまま姿を消した奴もいれば、インハイ常連校の先生は生徒の引率と称してカジノに出向きギャンブルをしたり(そのお金も学校のお金から)、選手の付き添いと言う名目で家族をコーチとして連れていき遠征費を出してもらったりなど、本気で頑張っている選手の気持ちを簡単に踏み躙ったり
自費活動で頑張っているユーロ圏やアフリカ圏の選手に頭があがりませんね。
仮にバドミントンという試合で勝ったとしても、人生で見れば大敗ですそいつら。
バドミントンは心身共に育っていくスポーツです。今回のルール変更に関してどうお考えですか?何かご意見あればお願いします!

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