僕は22年間バドミントンしてきて大きな怪我はバドミントンを通じては一度もない
マルタでバドミントンコーチをしているYukiです!
僕は13歳からバドミントンを始めて、競技歴はおよそ22年になります。
これまで、学生時代の部活動、社会人、海外での大会、日々のトレーニングまで、人生の大半をバドミントンに捧げてきた気がします。

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(バドミントンの指導から、ボランティア活動まで、幅広くバドミントンに携わっている22年。とても幸せです。)
もちろん、全国大会や今、国際大会出場を目指してトレーニングをしているので
「今日は身体が重たいなぁ」
「筋肉痛が半端ねぇ」
「今日もトレーニングせんにゃいけんのかー」
という思いは今思えば贅沢な悩みですが、たくさんありました。
ただ、バドミントンを理由に、長期間競技を休まなければならないような大きな怪我はほとんど経験していません。
大学時代にサンダルで自転車に乗っていて、縁石に足をぶつけて、そこからばい菌が入って、足の中指が腐りかけたり、大学の講義中にいろんな機種目をやるのですが、それがアスリート並みにきつかったり
真夏のバトミントンでディフェンスの練習をしていた時、前のシャトルを取りに行く際に滑り口から着地して前歯が2本折れた事はありますが、どの怪我の後も2日後には練習してましたし笑
もちろん僕は運が良い人間なので、それもあると思うんですが、たくさんの選手を接してきて怪我をしにくい選手にはある程度共通する特徴があるように感じています。
今回は
– バドミントンではどんな怪我が多いのか
– なぜ怪我が起きるのか
– 怪我をしにくい選手にはどんな特徴があるのか
– 僕自身が怪我を避けるために大切だと思っていること
について書いてみたいと思います。
※この記事は医療的な診断や治療を目的としたものではありません。強い痛みや長引く症状がある場合は、医師や理学療法士など専門家に相談してください。
オンラインコーチングも絶賛受付中!お話だけでもウェルカムです!!あなたのバドミントン愛を聞かせてください!😊
バドミントンでよく起きる怪我の代表例
バドミントンは接触の少ないスポーツですが、実際には怪我は珍しくありません。
研究では、バドミントンの怪我は下半身に最も多く発生することが一貫して報告されています。近年のレビューでは下肢の怪我が全体の約半数以上を占め、捻挫・筋損傷・腱の障害などが多いとされています。
バドミントンでは、
– 急加速
– 急停止
– 切り返し
– ランジ
– ジャンプ
– 着地
– オーバーヘッド動作
を何度も繰り返します。
そのため、特に次のような部位に負担がかかりやすいです。
膝
バドミントン選手では、膝は特に怪我が多い部位のひとつです。
バドミントン動作は非常に複雑ですし、上級者になればなるほど細かい動きがより求められます。
日常生活では到底起こり得ないような動きを繰り返しますので、膝の怪我で1番多いのは、使い過ぎやトレーニングしすぎによる故障です
中学高校の頃、ジャンパー膝やオスグッド(成長痛)によくなっていましたが、それでも休むことなく練習をしていた記憶があります。
冬になると痛みやすくなったりしてましたが、コートに入るとよくなっていることもしばしばで、気づいたらなくなっていましたね。
これはアジア特有のものだと思います。ヨーロッパのユースの選手や国際大会レベルの選手を見るとサポーターや怪我をしてまでトレーニングする選手はなかなかみません。
ヨーロッパ勢は最近スーパーシリーズでも優勝するレベルまで競技力を上げてきていますが、しかしながら休暇を楽しむ文化もあるので僕もかなり満喫しましたが笑
それでも今はピークに近いパフォーマンスを継続できています。
意外に体力も落ちませんし、スキルはなんなら練習復帰した日は感覚がないこともありますが、2日3日経つと逆に洗練されているようにも感じました。
もちろんトレーニングするに越したことはありませんがアジア人がトップに立つ理由もここにあると思います。しかしほとんどのトップを目指す選手がそこまで自分追い込めず脱落していっている気がします。。。。残酷だ😞
足首
もう一つ非常に多いのが足首です。
– 足関節捻挫
– アキレス腱周辺の痛み
– アキレス腱損傷
– 着地時のトラブル
など。
ネット前へのランジや、スマッシュ後の着地、横方向への切り返しなどで足首に大きな力がかかります。
レビュー研究でも、足首はバドミントンにおける主要な負傷部位として繰り返し報告されていますし、実際一緒の練習場所にいた人が足首怪我したから練習やめて帰る!とかはかなり見てきています。
僕は大学生の頃アキレス腱のエコー検査みたいなのをしてもらった時に
「君のアキレス腱は素晴らしい!何年に1人くらいの素材だ!」と言われました。笑
じいちゃんや母親はアキレス腱を切っているので、切れやすい家系ではあると思うのですが遺伝は相関関係があるのか、、、?🤔
自分の身体を使った人体実験は続きます!
腰
意外と多いのが腰です。
– オーバーヘッドストローク
– 身体を反る動作
– 捻る動作
– 深いランジ
– 疲労した状態でのフォーム崩れ
などが積み重なると、腰への負担が増えます。
若い選手やジュニア選手を調べた研究でも、膝・足首と並んで腰は頻度の高い部位として報告されています。
僕は学生の頃に腰椎分離症と診断されたことがあって、確かに左側の腰椎が運動不足になるとたまに起きます。
治る事は無いので、一生戦わないといけないなと思うんですが、、、近年は腰の痛みに悩むこともありません。
肩
ラケット競技なので、当然肩にも大きな負担がかかります。
特に、
– スマッシュ
– クリア
– ドライブ
– オーバーヘッドストロークの反復
によって肩周辺に負担が蓄積します。
肩では、ローテーターカフ周辺の腱障害や慢性的な肩の痛みが報告されています。
最近は科学の進歩で回内運動でラケットスイングし、シャトルに当てましょうと言われていますが、回内運動を意識しすぎることによって、特に初心者の選手が体が頑丈であるにもかかわらず2、3ヶ月コートに立てない状況をたくさん見てきました。
オーバーヘッドスイングに関してはまた書いていきたいと思います。
足裏・アキレス腱・ふくらはぎ
– 足底筋膜周辺の痛み
– アキレス腱痛
– ふくらはぎの肉離れ
なども見られますね。
僕も、先日オリンピアン相手にシングルの特訓をしてもらいましたが、やっぱりアキレス腱周囲炎は消えません。笑
ただアキレス腱周囲炎とアキレス腱断裂に関しては、それほど相関関係が科学的にも実際にたくさんの選手を見てきてもないように思います。
怪我はなぜ起きる?
そもそもラケットスポーツは身体に悪いです。笑
身体にはもちろんバランスがあるのでラケット競技をしていると、その右半身と左半身のバランスが極端に悪くなりますし、バドミントンに関して言えば、上半身と下半身の筋肉量の比率も悪くなります。
ごく稀にたった1回のトレーニングや練習で怪我をしてしまう人もいますが、大概は先ほども記述したように、使いすぎや疲労によって体が耐えられなくなってしまうことから起きます。
「普段あまり練習できていないけど大会前だから練習量を増やして最後追い込むんだ!!」
「あの動きを確認しておきたいから1時間くらい反復練習します!」
「Yukiのジャンピングスマッシュかっこいいから俺もやってみたい!」
「トップ選手がやっているから俺もあの練習をするんだ!!」
「古傷のケア最近さぼってたなぁ。でもなんとかなるでしょ!」
この発言のやばさわかりますか?
わからなければ自分の身体について深く知る必要があります。どれも危険な行為そのものです。
身体が100の負荷に耐えられるのに、80の練習をしている。
これは問題ありません。
でも、
身体が100しか耐えられないのに、
120、130、150の負荷を何日も続ける。
するとどこかに無理が出てきます。
逆に言えば、
身体そのものの耐久力を上げれば、同じ練習でも怪我しにくくなるということです。
怪我しにくい選手の特徴
ここがこの記事の本題です。
僕が長年バドミントンをしてきて感じるのは、怪我をしない選手は「身体が強い」だけではないということ。
色々な動きをしている
僕はこれ、かなり大きいと思っています。バドミントンしかしていない選手より
走る
跳ぶ
筋トレ
泳ぐ
他のスポーツ
ハイキングなど
いろんな動きを経験している人の方が身体の使い方の幅が広いですし、特定の動作だけに身体が偏りにくいです。
僕が体育大学出ていることもありますしいろんなことに興味があり飛び付く性格だからこそもありますがここからくる経験は本当に大きいと思っています。
練習は100%でやっていない
これを言ったら怒られるかもしれませんが、僕は練習の時100%でやってません!
まぁだからこそ、全国大会2回戦とかが関の山なのかも分かりませんが、、、笑
海外来てから余計に自分の時間やベストな感情を持つことが難しく、練習に毎回
「よーし!今日も練習するぞ!めちゃくちゃ追い込むぞ!」
という気持ちで臨めたら良いのですがメンタル面や体の不調は尽きません。
なので、そこで無理100%でやろうとすると、本当に体が壊れます。
個人的にバドミントンのレッスンで、上級者ではない方と打つようになってから、パフォーマンスが安定するようになりましたし、日本では、強い選手と練習でお手合わせ願おうと思えば、少し躊躇したり、なかなか相手してもらえないのが現状ですが、海外ではよほどのことがない限りウェルカムなので、その点に適応できていることが今怪我してない状態にもつながっていると思います。
(毎日強い選手とできたらいいに越したことはないけどメンタルや身体は意外にもトレーニングできていないと強くない。適度な距離感で。。。)
なので、一応試合が近づいてきたら、1週間前からやることや、前日にやること、当日にあることなど、ある程度スポーツ心理学の内容に基づいて気持ちを高めて、ピークパフォーマンスを出せるようにはしています。
自分の身体について詳しい
自分の体の特徴を理解してる選手は、やはり強いです。
下半身が強いのか上半身が強いのか、はたまた下半身のお尻の部分が強いのか、ふくらはぎが強いのか、体幹が強いのか、瞬発系の割合が多いのか、持久系の割合が多いのか。。。
若い時は甘いシャトルが来たら、全部ジャンピングスマッシュ、プッシュ!とかで点をとっていましたが、年齢を重ねていくと、自分の体のタイプがもろに出てくるので、今それに適応しながらやっています。
僕はふくらはぎが特に細くアキレス腱が強い、そして1番強い部分はスクワットやランジで鍛えた、お尻の部分
全体的には、持久力系が強いので、大体のトレーニングを現在はスプリントトレーニングやランニング等で強化をしている
今はウエイトトレーニングは必要性がなくなっているけど、仮に瞬発力がこれ以上急激に落ちるのであれば帰る必要があると思う。
この傾向からラリーで負けたらその試合は負けだと思っています。
それをカバーするほどのスキルと、ジャンプ力で時々台風の目になることもありますが、しっかりラリーをし、ネット前のシャトルを鍛え上げた。下半身で早いタッチで回せたら8割以上の試合は勝っています。
これぐらいの自分の体を説明できる能力があれば大丈夫だと思います。
怪我をしない選手になるために言えるのは無駄なトレーニングをたくさんしよう!
まとめます!
「こんだけ無駄なことたくさんやってきたなぁ」
と言える位トレーニングを時間のある時にやってみてください。今度また学生の時や社会人になってからやってるトレーニングについてまとめたいですね。笑
僕は常に人体実験だと思っていて、体脂肪率を常に1桁にキープするようにコントロールしてますし、トレーニングメニューも少なくとも半年以上取り組んでから無駄なのか有効なのかどうやって組み込むかなど決めています。
インスタグラムでは自分の生活やトレーニングメニューをたくさんアップしています!よかったらみてね!!
現在僕は34ですが、バドミントンの練習も含めたら運動強度の高いことを行っている日は週に4日以上はまだキープしています。
毎日やることもできますが、それだと少ないバドミントンの練習を熱心に取り組めなくなる可能性もあるので意図的に休養を設けるようにしています。
休養だからといって、家でごろごろしてたり、スマホをいじって1日が終わるわけではなく、普段できないことに取り組んでみたり、知り合いと会って時間を過ごしたり、違うスポーツを軽い運動強度で行ってみたりなど継続できています。
日本は環境的にはものすごい恵まれていますし、趣味に熱中しようと思えば仮に家族やライフステージの関係があっても取り組みやすいと思います。
ぜひこの記事を参考に練習メニューやトレーニングメニューを組んでみてくださいね!
「自分で取り組むのは難しいよー!専門家に相談したいよー!」
と言う方は、お力添えできますのでバドミントンのこと、体作りのこと、海外生活のこと、人生のことなどお気軽にこちらから相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。


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