前回の記事ではエベレストBC登頂4日目〜6日目の生活とウザガイドの話と旅の価値観が変わった話を主にお届けしてきました
※参考記事
エベレストベースキャンプ登頂日誌!絶景を邪魔するネパール人のウザさが炸裂!! 世界1周旅行記特別版part3
今回は
エベレストBC(ベースキャンプ)登頂の途中でブチ切れた話
についてまとめていきます!
簡単に今回のエベレストBC登頂のスケジュールを振り返る
今回はこういう日程で登ることになり
簡単に説明すると
こんな感じです
では振り返っていきます!
7日目は朝からテンション高め!からの撃沈!?
エベレストにきて7日目が経ちました
1つの山に7日も滞在することがもうすごいですよね。。。笑
人生で1度経験できるかどうかのレベルだと思います
朝ごはんは普通のチベタンブレッド
ディンブチェともお別れです
振り返ったら荷物を運んでくれてる牛さん達と遭遇
本当にありがとう😃
お尻ムチでしばかれてかわいそうだわ、、、
7日目になるともう山道はない!そしてガイドがまさかの?
もう何がなんだがわからないレベルの道になってきました
一言いえるのは絶景だということ
それを見ながら今日もテンション高めで登っていました
僕が50mくらい先を行き
ガイドが後ろをついてくるようなフォーメーションです
そして今朝からガイドは道中でくわした
他のガイドと話しながらゆっくり目に登ってました
時々後ろから
「そっちじゃない!こっちだ!」
「もう少しゆっくりいけ!」
などと言われてました
「ずっと他のガイドと喋っててそれはないやろ」
と思いながらも進んでいました
本当に絶景すぎて僕は夢中で登ってました
そして気がついたらなんと、、、
ガイドと遭難しました😇
後ろを振り返ってもいません
しかし数日積もった不信感とテンションの高さで
「まぁなんとかなるか」と思いながらまた30分くらい進んでいきました
1枚目の写真はソロで登っているおじいさんがいたのでその方に撮っていただきました
そのおじさんと話していたほうがおもしろすぎてお別れはすごい寂しかったです
この地点で標高5000m付近で遭難しているとは思えない行動力ですね笑
こんな会話をかわしながら周辺を散策しながら待っていました
しかし、、、
まてどまてどきません😇
現地はマイナス15℃
風が強く吹きだんだんむなしくなってきました笑
それでもガイドから離れられたストレスとエベレストが絶景すぎて
なんとも不思議な気持ちでした
遭難してから約1時間がたち
聴き慣れた声が聞こえてきました
ガイドが放った強烈な一言に高度5000mでブチギレ!
耳を澄ますとガイドの声が聞こえます
かなり遠いとこから
その言葉が
それを聞いた瞬間に
遭難していて体力的にもメンタル的にもアウトな状態なのに
最初に思ったのがそのひとことで
さすがに笑いました笑
叫んでいるのを横目に声が聞こえなくなったあたりでガイドをはるか下方で発見
そして下100mあたりで
↓↓↓↓↓↓
としているガイドの姿が見えたので
思わず爆笑(性格悪いね笑)
そして
ガイドが急変
と
しゃあなし下にいるガイドのとこへ向かいます
そしてここで考えてみてください
普通の日本人の感覚であればガイドからこういう一言を少しは期待するはずです
その一言さえあれば怒りやらなんやら不思議な感情も少しは落ち着きます
ですが
彼の放った一言は
その瞬間
日本では中学生以来感情でキレてない僕の頭の中で
プッチーン
と聞こえました笑
キレました
その瞬間荷物を捨て
そしたらガイドが
っていうので
ガイドを張り倒してめちゃ文句をいいました
そしたらガイドが
もうこいつは何言ってもダメだみたいなジェスチャーをしたので
それをみた瞬間に
落ちていた石やら道具やらをひたすら投げました(もちろん当たらないように)
時間で言うと5分くらい暴れ倒しました笑
ただそこでも言わないのが現地の人なんですよね
言ったら負けでチップももらえなくなり立場も逆転するので
暴れ回って疲れた後
ガイドにこっちだ!と何事もなかったかのようにまた道を誘導されることに
ほんまに外人の(ネパールやインド、エジプトは特に)開き直り具合は半端ないっす
急な頭痛と吐き気で下山を迫られるハメに!
ガイドと合流して5分後
などとほざき出し肩を組みだしたので
と振り払ったり
平然を装うとするので無視したりしていました
相変わらず絶景が続きます
奥にいるのがクソガイド
前を歩かせることに
写真撮る時だけ笑顔でお願いして残りはフル無視していましたが
これは絶景すぎる1枚
お気に入りです
そして気のせいだと思って1時間くらい我慢していましたが
頭痛と吐き気が襲います(頭痛は日本では年に1回あるかないか)
ガイドにキレて気持ちが楽になったのか
高山病にかかってしまっていたのです
高山病は高度の高いとこにずっといることで酸素濃度が低下し
血中酸素濃度が低下すると脳や体全体に酸素が行き渡らなくなります
最悪死を迎える病気です
この時は水を飲んでも吐いてを繰り返していましたし
熱は体感40℃を余裕で超えていたように思います
ペンションに着き他の登山客についていたベテランガイドがいたので相談すると
と言われたので
と伝えると笑顔で応えてくれました
ですがその日は食事が喉を通らずホットミルクとお湯のみでいつもより3時間くらい早く寝ることに
その間も何回も吐いていたので相談すると
との回答が
そしてここでさらにクソガイドっぷりが露呈したのが
ダイモックスという高山病の薬があり他のガイドはみんな持ってきているのですが
そのガイドは持ってきておらず
しかもなぜかそいつも頭痛いとかほざいており
持ってきていたオーストラリア人カップルにせがんでおりました
オーストラリア人カップルも
と言ってました笑
ほんま下山したら文句言ったろと心に決めて寝ました
この写真のoxygen in your bodyの欄を見ると
5000m付近では普段の75%ほどの酸素量で暮らしていることになっています。
風邪もあまりひかないですし体調不良もそんなにない人生だったので
この数日は人生で一番体がしんどかったかもしれませんね
夜も目が覚めて吐きに行った際に撮った1枚
やっぱエベレストの夜景は綺麗でした
そして8日目の朝
起きても頭痛も吐き気も治らず選択を迫られます
今回はここまで。
果たして絶景を拝めるのか?次回の記事をお楽しみに!
今でも鮮明に覚えている人生の中でも強烈な日でしたねー
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